アルトライズ株式会社様:「1人社長こそ入れてほしい」ClaudeCodeで業務ツールを自作する社長の活用法

株式会社アノテテの「Claude Code導入支援」をご活用いただいているアルトライズ株式会社 代表取締役社長・石村様に、導入の経緯とその効果についてお話を伺いました。 経営に営業、動画制作まで、会社のことをオールラウンドに担う石村様。ご自身の業務にとどまらず、社内で使うツールまでClaude Codeで作り始めた現在の使い方を、実際の画面を交えながらご紹介いただきました。

企業情報

社 名:アルトライズ株式会社
所在地:大阪府大阪市西区
設 立:2019年9月
事業内容:システムエンジニアリングサービス、デザイン・イラスト作成、ホームページ作成・運用、プロモーション動画制作

アルトライズ株式会社様は、SES(システムエンジニアリングサービス:エンジニアの技術力を取引先企業に提供する事業)を主軸に、ホームページ開発や動画制作も手がける企業です。石村様は代表取締役社長として経営を担いながら、動画制作や営業の現場にも立たれています。

▶ 公式サイト:https://altraise-jp.com/

【 導入背景と成果まとめ 】

▶ 導入前の状況
・AIは困ったときに質問する、台本作りに使う程度の使い方だった
・営業・経営・動画制作と、社内の業務を1人で幅広く担っていた
・アノテテからの紹介をきっかけに、できることの多さに惹かれて導入

▶ 導入後の成果・効果
・手を付けられずにいたフォルダ・ファイル整理が完了
・AI活用で台本のアイデア出しが大幅にスピードアップ。メール作成は20分から3分に
・SNS分析ツールなど、自社で使うツールを自作

株式会社アノテテのClaude Code導入支援とは

株式会社アノテテの「Claude Code導入支援」は、非エンジニアの方がClaude Codeを業務で使いこなせるよう、自社専用のAI環境を整えるサービスです。その土台となるのが「スターターキット」です。

スターターキットは、Claude Codeの公式機能(CLAUDE.md/Skills/Hooks/Agents)を組み合わせた初期設定パッケージです。人がものを覚える仕組みをヒントに、日々の作業を記録・振り返ることで、過去のやり取りや決めたルールをClaude Codeが覚えておける仕組みがあらかじめ組み込まれています。導入したその日から、自社の業務に沿った使い方を積み重ねていける環境です。

導入した経緯

中央:アルトライズ株式会社 代表取締役社長・石村様、左上:株式会社アノテテ

- 石村様の普段のお仕事について教えてください

普段の仕事は、経営に加えて動画制作、最近は営業も担当しています。社内の人事的な事情で営業担当が減ってしまい、今は営業が足りていない状況なんです。

そのため、SESの営業は私自身が行ったりします。動画やホームページの営業までは、まだまったく手が回っていないのが正直なところですね。会社のことは、ほぼオールラウンドでやっている状態です。

- Claude Codeを導入するまでの経緯を教えてください

導入前のAIの使い方は、本当に簡単なものでした。何か困ったことがあれば聞いてみる、という程度です。動画の台本作りには以前からAIを使っていたので、その点は今も変わりません。
そんなときに飲み会の席で、アノテテの廣地さんから紹介してもらったのがClaude Codeです。導入の決め手を挙げるなら、「できることが多そうだ」と感じたことですね。

導入で実感した効果・変化

- 導入してよかったと思えることは何ですか

何点かありますが、まず1点目は、パソコン内のファイル整理です。自分のパソコン内はあまり整理できていなかったのですが、今ではすっかりAIに任せていて、本当に助かっています。
2つ目はデータ分析ですね。AIで分析できるとは聞いていたものの、実際に試してみると想像以上でした。現在では、SNS関連のデータ分析もClaude Codeを活用して行っています。

そして何より驚いたのが、ツールやシステムをAI単体で作れてしまうことです。純粋に感動する一方で、「IT企業である自社エンジニアの仕事、大丈夫かな?」と少し焦ってしまったくらいです(笑)。

- 作業の効率化につながっていると感じますか

先ほども挙げましたが、手付かずだったファイル整理が完了したことです。具体的な削減時間は出せませんが、億劫な作業をAIに丸投げし、その間に自分の業務を進められるようになったのは非常に助かっています。
また、動画の台本作りのスピードも上がりました。これはClaude Codeに限らずAI全般の話になりますが、以前は1つのアイデアを出すのに、それなりの時間がかかっていました。

今は5分、10分で何十個ものアイデアを出してくれるので、私はそこから選べばいいですし、プラスで新しくやりたいことも浮かんできます。その意味では、30倍くらいのスピードになっていると思います。


-
一番感動したポイントを教えてください

SNSの数値を分析できるWebツールを作りました。
当社はSNSの運用代行も行っていくので、お客様に結果を出さないといけません。フォロワーを何千人増やしたというわかりやすい成果もあれば、「フォロワーは100人でも、売上がこれだけ上がった」というのも正解ですよね。だから、どういう推移で今どういう状況なのかを、ちゃんとデータとしてお渡ししたいんです。

ツールでは、YouTube・TikTok・Instagramの数値をまとめて見られるようにしました。AIがレポートや総評、アドバイスまで出してくれるので、データをもとにPDCAを回せるようにしています。

まだお客様のところでは使っておらず、社内で試している段階です。改善の余地はまだまだあるので、一度使ってみてから修正していこうと思っています。

Claude Codeの活用方法について

- Claude Codeはどのような業務で活用していますか

Claude Codeは、本当にさまざまな業務で使っています。営業では提案資料のたたき台を作ってもらい、最終的なレビューと仕上げを自分で行っています。

ほかにも、経理などの事務作業や契約書のチェック、法律関連の調べものにも使っています。法律関係は、AIの回答が正確とは限らないことも理解したうえで使っています。経営についても「こう進めようと思っているけど、どう思う?」と相談し、1つの意見として聞くようにしています。また、スマホとも連携させて、パソコンを閉じていても外出先から作業できるようにしました。

業務での文章作成にもAIを活用し、ゼロから書く手間を省いたり、内容をブラッシュアップしたりと効率的に作業を進められるようになっています。

- 業務以外で作ったものはありますか

業務とは別に、個人的なツールも作っています。たとえば、話しかけると普段利用しているAIエージェントや、その配下で動くサブエージェントが音声で答えてくれる専用ツールです。その日の予定やタスクをもとに、今日進めるとよい作業を教えてくれます。仕事中は常に開いていて、簡単なこと確認などは音声で回答してもらってます。

このアシスタントは1日で作りました。Claude Codeを動かしていない時間がもったいないので、動かしている間に別の作業も進めています。多いときは3〜4つのセッションを同時に動かしています。アイデアがある人ほど多くのセッションを動かせると思いますが、確認は難しいですね。

ほかにも、動画の解像度を上げるアプリなども作りました。参考にしたいものを見せて、「こんなものを作りたい」と相談するところから始めています。

インタビュー中に、石村様が個人で開発されたツールの画面をご共有いただきました

これから導入を検討する企業へのメッセージ

- これから導入を検討している人に、どんなことを伝えたいですか

まず導入前の自分に声をかけるなら、「もっと早く入れたほうがいいんじゃない?」ですね。特に、1人社長の方には絶対に入れてほしいです。私のように、営業にも現場にも出て、経理もやっているような人ですね。

1人で何役もこなしていると、経理などの事務作業はどうしても後回しになり、資金繰りやお金の動きを把握しにくくなります。
1人社長こそ、入れるだけでなく、自分の性格に合わせてカスタマイズしてみてほしいです。面倒くさがりな人なら、移動中にも作業できるようスマホと連携させる。細かくきっちりやりたい人なら、腰を据えて確認できるツールを作る。データを丸投げしても整理してくれますし、正しいかどうかは別として、「わからないですね」でふわっと終わらせずに明確な答えをくれるのもいいところです。

ITにあまり詳しくない方も、入れてみていいと思います。使いながら、少しずつ慣れていけばいいのではないでしょうか。

- 導入コストについてはどう感じていますか

導入費用は、回収できると感じています。全体で考えると、むしろ安いくらいですね。
人を1人雇えば、月30万円としても年間で300万円以上かかります。一方でClaude Codeなら、導入費用のほかは有料プランの利用料が月2万円(※)ほどです。運用や保守の費用を考えても、コストの差は大きいと思います。

社内で使うツールも、エンジニアに頼めば人件費がかかり、サブスクの業務ソフトを入れれば月額料金がかかります。Claude Codeなら、高いお金をかけずに自社に合ったものを作れます。
Claude Codeは、2つの意味で「かいしゅう」ができると思っています。システムを直す「改修」と、かけたお金を取り戻す「回収」です。月2万円で、1人分の働きをしてくれるパートナーがいるようなものだと考えれば、相当コストパフォーマンスはいいですね。

※Claude Codeを利用できるAnthropic社の有料プランの料金。公式の月額(Webで申し込んだ場合)は、Proプランが20ドル、利用量の多い人向けのMaxプランが100ドル・200ドル(2026年9月時点)。円での金額は為替によって変わります。

1人で何役もこなす経営者を支える、自社専用のAI環境づくり

営業から経理、動画制作まで1人で担いながら、手付かずだった整理業務を片付け、社内で使うツールまで自作するようになった石村様。導入を検討している方へのおすすめのポイントとして挙げていただいたのは、自分の性格に合わせてClaude Codeをカスタマイズできることでした。

アノテテのClaude Code導入支援は、1人で何役もこなす経営者の方や、自社に合った仕組みを自分たちで作っていきたい企業様に向けて、その土台となるAI環境づくりをお手伝いします。

記憶し、学び育つ、自社専用のAI環境を構築


Claude Code 導入支援

見積書や議事録、マニュアル作成といった日々の業務を
自社専用のAIで自動化する体制を構築・サポートします。