アステッキホールディングス株式会社様:Claude Codeの「ルールと記憶」を整備しつつ、作業スピードを5倍へ向上

Claude Code導入研修にて「アノテテスターターキット」を導入いただいたアステッキホールディングス株式会社 代表取締役社長CEO・岩谷様に、導入の経緯とその効果についてお話を伺いました。
ご依頼をいただく以前からClaude Codeのデスクトップ版をお使いだった岩谷様。今回のスターターキット導入によってどのような効果や変化があったのか、率直に語ってくださいました。
企業情報
社名 :アステッキホールディングス株式会社
所在地 :兵庫県神戸市中央区
事業内容:医療業界向けの教育システム開発・医療系メディア事業・教材開発/販売
アステッキホールディングス株式会社は、「コメディカルが自由に働く世の中へ」をビジョンに掲げる企業です。医療系の教材開発やeラーニングを手掛けるだけでなく、組織の業務・スキル成長を可視化するSaaS「OFFICE DOCK」の提供など、幅広く事業を展開しています。
▶ 公式サイト:https://www.astick0115.com/
【 導入背景と成果まとめ 】
▶ 導入前の状況
・Claude Codeのデスクトップ版はすでに日常的に使用していた
・VS Codeといったエディター上での複数プロジェクト運用は行っていなかった
・アノテテのスターターキットの話を聞いたことがきっかけで導入を検討
▶ 導入後の成果・効果
・VS Codeでの複数プロジェクト運用を知り、現在はClaude Codeを5体同時に稼働
・開発スピードが「5〜6倍」に向上したと体感
・CLAUDE.mdやスキルへの蓄積により、過去のやり取りを記憶して呼び出せるように
・バックエンド開発の経験がなくても、抵抗感なく着手できるようになった
Claude Code導入研修とスターターキットとは
株式会社アノテテが提供する「Claude Code導入研修」は、非エンジニアを対象にしたClaude Code導入支援サービスです。2時間×2日間(Day1・Day2)で、御社専用のAI環境をその場で立ち上げます。Day1で環境構築とセットアップを行い、そこから1〜2週間ほど実業務で試す期間を挟んで、Day2でつまずきの解消と追加実装を行う設計です。研修期間中はチャット・メールでいつでも質問できるサポートも付いています。
研修を受講すると、あわせて「スターターキット」を受け取れます。スターターキットは、人がものを覚える仕組み(体験の記憶・知識の記憶・体で覚える手順)をヒントに、Claude Code公式の仕様(CLAUDE.md/Skills/Hooks/Agents)を組み合わせた初期設定パッケージです。日々の作業を記録・振り返りながら、使い方を自然と定着させていく仕組みが最初から組み込まれています。ツールを渡して終わりにするのではなく、導入後も継続して使えるようになることを目的とした支援です。

- 普段どのようにClaude Codeを活用していますか
新しいSaaSシステムに関わる追加改修などを行っています。スターターキットを導入してから、それに付随する新しいシステム作りや、社内のインフラもどんどん整えているところです。ほぼ100%自分でやっていますね。
導入した経緯
- 依頼する前からClaude Codeを使われていましたか
はい、使っていました。以前はClaudeのデスクトップ版を使っていて、パソコンのCドライブにフォルダを作って、そこで運用するようなやり方でしたね。
- 導入のきっかけを教えてください
別の会社の知人からスターターキットを聞いたことです。
「過去のやり取りやルールをClaude Codeに記憶させて、勝手な動きをさせないようにする魔法のような仕組みが入っているらしい」と聞いて、それなら自分も話を聞いてみようと思ったんです。
- 使ってみて最初に驚いたことはありますか
これまでVS Codeで編集する方法自体を知らなかったのですが、デスクトップ版だとアプリは1個しか作れないと思っていたところ、VS Codeなら複数同時に動かせることが分かりました。それが今すごく重宝していて、今も5体、同時に動かしています。
導入で実感した効果
- スターターキット導入後、どのような効果を実感していますか
劇的にスピードが上がりましたね。まず、複数のセッションを同時に動かせることと、あとちゃんと記憶してくれることです。キットに含まれているスキルもそうですし、今までのやり取りを自動的に全部保存してくれているので助かっています。「スターターキットの中に入れてあるはずだから、ちゃんと調べて」と言えば「ありました」と言ってくれる。過去の自分の発言もしっかり保存されているのを実感してます。
前に言ったことを覚えていてくれるから、忘れてもそこから調べてくれる。それが結構重要ですね。
- 一番の感動ポイントについて教えてください
過去の業務ややり取りを記憶してくれていることと、あとはこのパソコン1台でもう完結できることですね。スターターキットで専用のワークスペースを構築しているのも大きくて、自分専用の脳みそという感じで運用できています。
- 業務の幅はどのように変わりましたか
できることの幅がすごく拡大した感じですね。5倍、6倍ぐらいの感覚です。単純に自分だけの手ではこのスピードでこれだけのものは作れません。
以前はシステム開発というほどではないですが、HTMLやCSSでフロントを作る、コーディングをするくらいはやっていました。バックエンドはやったことがなかったんですが、今はやってみるとフロントと同じような感覚で、それほど抵抗感はないです。アプリはJavaとかそういうものは分からなかったのですが、今回Claude Codeをフル活用し出してからなんとなく分かってきました。
これから導入を検討する企業へのメッセージ
- 導入前のご自身に一言かけるとしたら、どう伝えますか
絶対に導入した方がいいと伝えます。スターターキットには、危険な操作を未然に止めるためのルールがあらかじめ組み込まれています。やってはいけないことをしようとすると、Claude Codeが「それは危険なのでやめてください」ときちんと教えてくれる。逆に言えば、こうしたルールが組み込まれていなければ、Claude Codeは何が危険かを自分からは教えてくれません。
自分たちだけでは何が危険か経験から分かるわけではないので、このルールがなければ、データを勝手に消してしまうなど、どこかでつまずいていたと思います。アノテテさんが用意してくれているおかげで、安心して使えていると感じます。
- どのような方におすすめされますか
おっしゃるように、中小企業の経営者さんには特におすすめだと思います。経営者は日々いろいろなことを考えながら業務をこなしているので、そういう方にとってはこういうAIエージェントがいいパートナーになってくれるんじゃないかなと。
おすすめのポイントは、いろんな情報をこの中で一括管理できることです。もうこれがないと不安なくらいで、今なくなってしまったら正直かなり困ります。
意識していなくても、喋っているだけでどんどん保存・記憶してくれる。どこに何を入れなきゃいけないなど考えずに使えるのがすごくいいなと思っています。まだ知らない人が多いサービスだと思うので、最初の一歩としてすごくいいんじゃないかと思います。
「OFFICE DOCK」についてのご紹介
アステッキホールディングス様が展開されている自社サービス「OFFICE DOCK」についても伺いました。
OFFICE DOCK (オフィスドッグ)とは
タスク管理・スキルマップ・日報・業務分析などを一元化し、個人とチームの成長を支援するプラットフォーム。
・従業員ごとの業務内容や時間配分を可視化し、業務改善や適切なマネジメントを支援
・スキルマップで従業員のスキルや成長を可視化
・日々のタスクとスキル、ポイント機能を連動させ、福利厚生を通じたモチベーション向上を支援
岩谷様は、組織の成長を以下の3段階で捉えています。
「第1フェーズ(社員が自分の業務を管理できる仕組み)」
「第2フェーズ(データをもとに幹部層を育てる仕組み)」
「第3フェーズ(会社全体で舵取りをする仕組み)」
これら成長の土台となる「可視化」を担うのが、OFFICE DOCKです。
さらに岩谷様は、「幹部がしっかりとマネジメントできるための材料を整えることが、OFFICE DOCKの本質である」と語ります。このシステムは、誰がどんな業務にどれだけの時間を使い、どんなスキルが伸びているかをデータとして蓄積します。
管理職がこのデータを活用すれば、1on1の面談で「次に何を伸ばすか」を具体的に話し合うことができます。また、業務量が偏っている社員の仕事を見直す際にも、客観的な判断がしやすくなります。
このように人の行動データを蓄積する仕組みは、Claude Codeのスターターキットで得た「記録・振り返りの仕組み」の発想とも重なる部分があり、AI活用の文脈でも注目したいサービスです。
AIのポテンシャルを最大限に引き出す、安全でスピーディな環境構築
岩谷様はスターターキットを活用し、危険な操作を防ぐルールや「記憶」の仕組みを実装されました。これにより、業務スピードを劇的に向上させつつ、Claude Codeを安心して使える環境を整えられています。インタビュー内でも「絶対に導入した方がいい」と強くお勧めいただきました。
弊社が提供する「Claude Code導入研修」は、非エンジニア中心の組織でも安全にAI活用を進めたい企業様に最適なサービスです。すでにClaude Codeをご活用中の企業様から、これから本格導入を目指す企業様まで、それぞれの課題や立場に寄り添ったサポートをご提供します。



